経営者が知っておきたい税制改正

150713

こんにちは。経営者保険プランナーの草薙です。


夏が近づいてくるとヒューマンネットワークでは、

江戸川の花火大会の話題で盛り上がります。


実は、私の自宅が、花火大会の会場から近いため、

毎年社員が集まって花火鑑賞をしているのです。


今年も社員とゆっくり花火を見ながらの一杯!が楽しみです(笑)


さて前回、27年度税制改正に挙がっている「支払調書」について取上げました。

https://www.humannetwork.jp/blog/20150618.html

しかし、それ以外にも経営者が知っておきたい改正が幾つかあります。


とりわけ、その中でも注目されているのが、

「消費税の引上げ」と「法人税の引下げ」ではないでしょうか。




<目次>
・消費税率10%へ引上げ
・法人税率の引下げ
・おわりに




☑消費税率10%へ引上げ


今回の改正で、平成29年4月1日より消費税が10%へ引上げられます。

予定されていたこととはいえ、今回はじめて引上げ時期が明記されたことは、

国民にとってかなり大きな影響を与えることになりそうです。


また同時に、食品などに対する軽減税率の検討が始まります。

どんな品目が入るのか? 注目されると同時に、混乱が生じる懸念もあります。




☑法人税率の引下げ


もうひとつ経営者にとって法人税の引下げも見逃せません。

27年4月1日以降開始の事業年度から、

法人税率が25.5% → 23.9%へ引き下げられました。


また、中小企業に適用されている800万円以下の法人所得に対する

軽減税率も29年3月まで延長です。




☑おわりに


上記以外にも贈与税の非課税措置の拡充など、

子や孫への資産移転を促している改正が多く含まれています。


子や孫にお金を使って貰おうということかも知れませんが、

相続対策などお考えの方には、使ってお得な制度があるかも知れません。

いつでもお調べ致しますので、その際はお声掛けください。