保険契約の特別条件ってどんな条件なの?

150805 こんにちは。

4月から入社しましたアシスタントの石﨑です。


暑さが厳しくなる季節がやってまいりました。

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さて、本日のブログでは、保険のご加入に際し、

健康状態に問題がある場合や傷病歴がある場合に付加される

特別条件についてお話ししたいと思います。




<目次>
・特別条件とは?
・主な条件の種類
・おわりに




☑特別条件とは?


生命保険の加入を検討する際に、

現在の健康状態に不安がある、過去に傷病歴がある等、

ご自身の健康状態についてお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。


そういったお悩みをお持ちの方でも、

保険会社が割増保険料や、保険金の削減など一定の条件をつけることで、

保険に加入できる場合がございます。

こういった条件のことを特別条件といいます。


そもそもなぜ特別条件というものがあるのでしょうか。

その理由は、健康に問題がある、過去に傷病歴がある方は、

生命保険会社が保険金を支払う可能性が高くなるからです。

そのリスクを考慮して特別条件を付加することで、健康な人との公平性を保っています。



☑条件の種類


主な特別条件の種類は3つあります。


・保険金の削減

加入からの一定期間内に被保険者が死亡または高度障害になった際、

特別条件に応じて死亡保険金または高度障害保険金が一部削減されて支払われます。


例えば、死亡保険金が1000万円、削減期間2年、削減割合50%の条件付きの場合、

加入してから2年のうちに被保険者がお亡くなりになられたとき、

死亡保険金は500万円削減されてお支払いされることになります。

(保険金支払額の削減割合は保険会社によって異なります。)


・特定部位の不担保

身体の一部を保障対象から外す条件です。


例えば、「胃にポリープができてしまって、告知したら胃に部位不担保2年という条件がついた。」

この場合、契約をしてから2年の間は、

胃がん等、胃に関した病気で被保険者がお亡くなりになられても保険金は支払われません。

ただし、他の病気でお亡くなりになられた場合、保険金は支払われます。


不担保期間は、危険の程度に応じて一定期間または全期間に及ぶこともあります。

一定期間の場合、その一定期間が終了すれば、その部位も保障もされることになります。

したがって上記の例の場合、部位不担保期間の2年が終了すれば、

胃に関しても保障されるということになります。

また不担保となる部位は複数になる場合もございます。


・割増保険料

通常の生命保険契約において、算出された基本保険料よりも、

保険金支払いのリスクが高い被保険者様に対しては、

そのリスク分を基本の保険料に増額して請求することがあります。


この増額された部分の保険料を割増保険料もしくは、特別保険料といいます。

割増保険料を支払う期間は一定期間、全期間と条件により異なります。



☑おわりに


健康状態に不安がある方でも今お話ししたような、

条件をつけて保険に加入できる場合もございます。


保険会社によって診査基準は違いますので、

たとえ1社が駄目でも、他社で加入できる場合がございます。


また、病気の種類・時期によっては、条件なしで加入できることもございます。


当社では19社の保険会社の商品を取り扱っておりますので、

健康に不安をお持ちの方でも、お気軽にお問い合わせいただければと思います。